窯業サイディングが反る原因









動画で比較!!劇的ビフォーアフターの『窯業サイディングが反る原因』は、テイガクさんが、2022-04-19 08:43:03に公開されたYoutube動画を参考に作成したページです。

動画の元ページはこちらからご覧ください。




☆タイトル:窯業サイディングが反る原因

☆投稿者:テイガク

☆公開日:2022-04-19 08:43:03

☆視聴時間:10:57

☆視聴回数:5960



こんにちは、テイガクの前川です。
本日は埼玉県の志木市から動画の撮影をしております。
今回お話するテーマは窯業サイディングのめくれについてです。
今回はこの窯業サイディングのうえに胴縁(どうぶち)とよばれる芯材をとりつけ、
そのうえに軽い金属の外壁材、金属サイディングを重ねて張る外壁カバー工法をおこないます。
ご覧の通り、窯業サイディングがめくれあがっています。
それではどうしてこのように外壁がひどくめくれあがってしまっているのでしょうか?
理由は2つあります。
1つ目は外壁が直張り工法であったことです。
最近の窯業サイディングはサイディングの裏側に通気層をもうけて張るのが一般的ですが、
今から20年前の建物は通気層がない形で外壁を仕上げることが多かったです。
外壁の裏に通気層がないため、湿気が外壁の内部に滞留し、その結露の影響でダイレクトに外壁材が傷むということになります
いまでは常識というほどよく知られていることですが、外壁の裏には結露による外壁の劣化を抑えるための通気層が必須です。
2つ目は外壁材の厚みです。
当時の窯業サイディングの厚みは12mmの窯業サイディングが採用されていました。
2008年から12ミリ厚のサイディングは製造中止されています。
2022年現在は15と16ミリ厚がサイディングの過半数です。

サイディング自体の厚みが薄いので、割れや欠け、歪みが生じやすいです。
また、薄いサイディングはこのように外壁を釘で留め付けます。
この釘の周りもひび割れが起こりやすい部位です。
大きな地震が発生すると、釘周りにひび割れが生じることがあります。
こういった窯業サイディングのメンテナンスを考えるうえで、
まず初めに外壁塗装をすすめる業者さんが多いです。
しかし、テイガクでは基本的には金属サイディングによるカバー工法をおすすめしています。
直張りの窯業サイディングでは多くの塗装会社さんもテイガクも同様ですが、
どうしても湿気による塗膜の悪影響が避けられないので、塗膜の工事保証を外壁塗装時には設けておりません
確実に安心できる工事とは言い切れないからです。
塗料メーカーも直張りサイディングには塗装をしないよう呼びかけています。

ただし、金属サイディングのカバー工法は費用がかかります。
したがってお客様のご予算に応じては外壁塗装をしないよりは当然良いので、
外壁塗装も1つの方法として、ご提案をさせていただいております。
今回は金属サイディングをここに張ります。
それでは実際にこのめくれあがった窯業サイディングを
職人さんが補修をこれからおこないます。

これが半ネジとよばれる物で、ネジの上部がこのように切り込みがないタイプです。
これが全ネジ。ネジの切り込みが全部にある形ですね。これはビスです。
だいぶ一発でめくれが解消されてます。

一番大事なことは金属サイディングの中に水が入ることで、
元の外壁のシーリングのすき間から雨水を室内側に生じさせないことです。
そうならないための処置なのでこのようにシーリングやパテを用いて、
古いサイディングの止水性を高めます。

これが胴縁とよばれるもので、テイガクではこのような樹脂の胴縁を採用しています。
中にアルミの芯が入っているのでとても丈夫な胴縁です。
はい、これで外壁と金属サイディングの間に通気層が出来ることになります。
通気層は断熱効果はもちろんですが、万が一外壁の中に水が入った時に
下に雨水が流れ落ち雨漏り防止のメカニズムも得られるものでなので、金属サイディングを張るときは必須の工程になります。
これで、外壁からの雨漏りの影響は避けられるはずです。

以上、テイガクの前川がめくれあがってしまった窯業サイディングの原因と
その対策について解説をいたしました。
ご視聴ありがとうございます。

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